「多肉植物」の知名度は日に日に高まってきていますね。
レアで高価な多肉植物も次々と生産・販売され、タニラーとしては多肉狩りに出かけるのが楽しいですよね。
人気ですよね
高価格な多肉植物もあることから、盗難の被害も増えています。
Instagramで盗難の被害も報告されていますが、テレビニュースでも被害を報道されるまでになりました。
明日は我が身、他人事で済ますわけには行かないでしょう。
本当にその通りです。個人宅でも多肉植物が盗まれる被害がSNSで報告されています。
今回は、多肉植物の盗難に遭わないよう、その対策方法についてご紹介します。
重要度高⭐️⭐️⭐️〜重要度低⭐️の3段階でわかりやすく解説していきますので、ぜひお役に立てればと思います。
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ご近所付き合いを大切にする【重要度⭐️⭐️⭐️】
まずはご近所付き合いです。
家族以外の人が棚から多肉植物を取っているのを見たら
「あの人、〇〇さんの家の人じゃないよな?」
と不審な目で見てくれます。
警察に通報してくれることもあれば、後日「こういう人が〇〇さんの多肉を触ってたんだけど、知り合い?」
みたいな感じで教えてくれることもあるでしょう。
これは多肉植物の盗難被害防止だけではなく、地域交流の観点からも、ご近所付き合いは大事にしましょう。
ただし、時にご近所付き合いが裏目に出ることもあり、ご近所さんがまさかの盗人になることもしばしばあるようです。
言葉が悪いですが、手癖の悪い人は必ず存在します。
良好なご近所付き合いは大切ですが、それが裏目に出ないように注意したいところです。
SNSに載せる時は自宅が特定されないように注意を払う【重要度⭐️⭐️⭐️】
スマホで手軽に情報発信ができる現代だからこそ、一番気をつけたいのが、自宅が特定されるような写真をSNSに載せないことです。
多肉狩りで手に入れたレアな一品。
興奮のあまりSNSに載せたい気持ち、よくわかります。
大きく綺麗に育った我が子のような多肉植物。
今後も立派に成長していくんだろうな、とその過程を記録しておく意味でSNSにアップする気持ち、痛いほどわかります。
しかし、ちょっと待ってください!
その写真、自宅が特定されるような情報はありませんか?
- 自宅(一部でも危険!)
- 家の近くのお店
- 電柱に貼ってある住所
- 珍しい床タイルや外壁
至る所に個人情報が潜んでおり、知らず知らずのうちに投稿してしまっている人をよーーーーく見かけます。
SNSの写真から場所や人物を特定し、ストーカーに発展することもあるこのご時世。
投稿前に今一度、確認してみてください。
できれば、家族や友達など複数人で確認してから載せるのもいいですね。
防犯カメラの設置【重要度⭐️⭐️⭐️】
防犯カメラは抑止力にもなり、証拠としても残せる万能な道具です。
当たり前ですが、盗人はとにかく自分の姿が証拠として残ることを嫌います。
多肉植物を盗むために捕まるリスクを冒すのは相当な人でしょう。
防犯カメラは色々ありますが、オススメはクラウド保存型かつ価格が抑えられており、2023年上半期の売上No.1の「みてるちゃん」シリーズです。
値段が安く、評価件数も多く、画質もいい点から判断しました。
安いとはいえ5,000円近くするので、ちょっと高いと思った人は「ダミーカメラ」を検討してみてください。
不在を悟らせない【重要度⭐️⭐️⭐️】
自宅に人がいることは、犯行を見られたくない不審者にとってかなり嫌なことです。
在宅アピール例は次の通りです。
- 近隣に迷惑がかからない程度の音量でラジオをつけっぱなしにしておく
- 部屋の電気をつけておく
- 遮光カーテンではなくレースカーテンにする
- 郵便物を溜めない(置き配は置き配ボックスを設置するなどして、長時間荷物が外部に見られないようにしましょう)
在宅アピールをして、盗人を敷地内に入れないようにしましょう!
防犯砂利の設置【重要度⭐️⭐️】
「防犯砂利」も対策になります。
特に夜間のような静まっているシーンで効果を発揮します。
多肉棚と景観が合う砂利の色を用意すれば、オシャレ効果も出て一石二鳥ですね!
日頃から多肉植物をチェックする【重要度⭐️⭐️】
多肉植物を日々チェックすることは防犯にもつながります。
盗もうと虎視眈々な犯人からすれば、毎日チェックしてる持ち主を姿を見せることで抑止力になるでしょう。
また、しっかり数や配置を記録しておけば、万が一なくなったときにすぐ警察へ被害届を出すこともできます。
これで捕まるかはさておき、自分が盗んだところに警察官が来ていたら、近所の人から注目を集めるでしょう。
もし、ご近所さんが盗人であれば、心理的に追い詰めることもできます。
多肉植物を人目のつかない場所で管理する【重要度⭐️⭐️】
そもそも、人の目につくような場所で管理をしないという方法もあります。
例えば、2階のベランダや屋内の窓際などです。
この方法であれば、多肉が嫌う夏冬の極端な気温を管理しやすくなるメリットもあります。
ここで気をつけたいのは、太陽光が遮断されているところに置いたり、空気の流れが悪いところに置くことです。
前者は徒長や病気のもとになります。
後者はカビが発生しやすい環境を作り、病気になって枯れてしまう恐れがあります。
注意してください。
番犬を飼う【重要度⭐️】
人が来たら吠えてくれるわんちゃんを飼うのも1つの手です。
人が来たら吠えてくれて、抑止力になります。
注意点があります。
いくら敷地内に入ってきた不法侵入の犯人だとしても、怪我を負わせてしまったら、飼い主が責任を負うことになります。
庭への放し飼いはもってのほか、小屋に縛っていても、犯人が触ろうと手を伸ばし、噛むことも想定されます。
屋内で飼って、多肉棚が見えるようにした状態であれば、わんちゃんは吠える番犬として機能することでしょう。
これは絶対にやめて!
犯人と戦う、挑発をするなど
筆者として、これは一番やっていただきたくないことです。
理由としては、逆恨みのリスクが高まるからです。仮に戦って犯人を押さえ込み、警察に引き渡せたとしましょう。
その後の裁判の結果、実刑になる可能性は16%とのことです。
つまり、84%の人は執行猶予でお外に出られます。
過去に犯罪歴がなく、反省の意を示していたら、実刑になる可能性が低いことは容易に想像できますね。
さて、前科持ちとなってしまった犯人。
「アイツに抑え込まれなきゃ捕まることもなかった!前科持ちにもならず、普通に生活できた!許さねえ!!!」
こうやって逆上しない可能性もなきにしもあらず。
ではどうすればいいのか?
「敷地内にいるんだから声かけちまった方が手っ取り早いだろうが!」
と思われるかもしれませんが、今後の人生を考えた時、安全に対応した方が得策とは思いませんか?
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